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研修会

「建築確認・省エネチェックポイント研修会」の 開催結果について

2020.12.3

  12/1(火)に郡山市のビッグパレットで今年度の教育情報事業の一つである「建築確認・省エネチェックポイント研修会」を開催し、組合員26社47名が参加しました。
 当日は、組合の研修会を企画・運営している教育情報等企画委員会の水上委員(理事:水上設計)の挨拶に続き、第一部は「改正省エネ法のチェックポイントについて」と題し、(一財)ふくしま建築住宅センターの川音事業担当部長に解説いただきました。

全体風景

第一部(川音事業担当部長)

 建築物省エネ法は、令和3年4月より適合義務の対象がこれまでの2,000㎡以上の大規模建築物から300㎡以上の中期規模建築物(非住宅建築物)に拡大されます。このことにより組合員が設計・工事監理する建築物の多くが適用対象となり、審査機関による適判・検査が必要となります。特に、設備機器類は現場での承諾行為が多く、設計と同等品の容量や消費電力等が当初申請と異なる場合は計画変更の対象となることもあり得ます。
 川音部長からは、審査機関で審査・検査する立場から準備したテキストやマニュアル等を用いて具体的な解説や留意点等について説明いただきました。

全体風景

 また、第二部では「建築確認申請のチェックポイント」と題し、同センターの吉田理事に普段、組織内の審査員が活用している「建築確認審査表」をテキストに建築基準法等の関係法令適用条文の解説を含め、審査上のチェックポイントをお話しいただきました。受講者としてはそのまま内部審査のチェックリストに使える資料であると感じました。また、併せて近年の建築基準法改正の概要等も説明いただく貴重な研修会となりました。

第二部(吉田理事)

質疑応答

 それぞれの講義後に質疑応答の時間を設けましたが、受講者からは身近なテーマであったこともあり数多くの質問が出され、講師陣には丁寧に解説・回答いただきました。
※当日の研修会配布資料は組合員専用(事務局からのお知らせ)でダウンロードできます。