「二本松城文化観光施設建設工事監理業務委託」 に関する工程会議
2020.11.30 11/25(水)の13時30分から標記業務現場事務所で第15回工程会議が行われました。役場側(都市計画課、建築住宅課)監督員等と施工者側の各企業体、そして、工事監理受託者である組合側からは青島裕之建築設計室の担当者が出席しました。
本施設は二本松市の歴史・文化・魅力を伝える新たな交流拠点の創出と観光振興の活性化を図るために二本松城跡前に整備されるもので、文化観光施設以外に遺構広場、多目的スペース・ポケットパーク、駐車場・街路整備等が計画されている。
施工者は、建築主体:菅野建設・ヤマニ建設JV、杭地業:東開クレテック、電気設備:大槻電設工業・加藤木電設JV、機械設備:野地工業所・オオナミJV、展示制作:トータルメディアです。
全体会議
分科会
協議風景
定例会議では、①前回定例会議の議事録確認、②工程説明と工事進捗状況確認、③発注者からの指示・連絡事項、④監理者からの指示・連絡事項を確認した後、⑤施工者からの質疑・要望事項の確認等を行いました。
工事監理者である組合側からは、湧水、軟弱地盤改良等による杭工事の遅れと追加変更工事内等の承諾、発注者との協議事項の決定手順に留意することなどをあらためて確認するとともに契約図書や各種仕様・基準に基づき工事監理することを伝えました。
一般的に定例会議では一般的に全体会議と分科会が行われます。全体会議は関係者相互理解に差異が生じないよう共通事項を確認する場であり、分科会はそれぞれの専門業種が詳細な設計図書や仕様・基準の理解、施工図の確認等を行う場ですが。これまでは基本的事項の確認・協議として全員一堂に会して打合せを行ってきました。
本工事の進捗状況ですが、これまでは湧水・軟弱地盤の改良や杭工事に時間を費やしてきましたが、ようやく基礎足場組立等の仮設工事と平行して、基礎・地中梁の鉄筋加工組立、型枠組立、地中配管・配線、基礎スリーブ等の工事が行われるようになりました。現場では工事監理者の立場からこれら工事に伴う施工計画書や施工図のチェック、使用資材の承認、現場検査等を行っています。
現場風景(基礎、地中梁配筋)