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「第1回情報システム委員会」の開催状況報告

2018.10.11

 10/9(火)に杉妻会館(福島市)で第1回情報システム委員会を開催しました。H30年度は委員長に嵐繁雄氏(嵐設計事務所)、副委員長に渡辺富夫氏(渡辺建築設計事務所)、委員に佐藤孝夫氏(内田建築設計事務所)、明石茂樹氏(明石設計事務所)、幕田宙晃(共立建築設計事務所)、鈴木利有規(白井設計)、二階堂武彦(永山建築設計事務所)の計7名を委嘱させていただきました

 本委員会は組合員が利用する各種システム等について組合としての対応方針を検討し理事会に答申、提言、報告することを目的に設置されたものであり、近年はEDS(設計積算見積書作成システム)の開発・運用が軌道に乗ったこともあり休止していました。EDSは互換性を含め福島県の公共事業発注機関向け積算システム(エスティマ)に対応出来る組合積算システムとして組合員向けに開発したものであるが組合員外からの販売要請も有り対応してきた。しかし、ここに来て、購入者からの活用に関する意見・要望やシステム運用に関する検討事項等が数多く寄せられるようになってきた。
 委員会の開催はこれらへの対応を検討するためのものであり、第一回委員会にはシステム開発を担当したCSD(株)担当者にも参加いただき、これまでの開発経緯、事業実施状況等を説明の後、意見・要望等について協議した。開発経緯の説明では、設計委託成果品納入の際にEDSによる工事費積算書(電子媒体納品)を求めている自治体があることなど、任意のシステムが成果品として高度な精度(変換エラーの解消等)を求められている状況等が報告された。また、意見・要望に関しては福島県建築設備積算ソフトとの互換性に関するものが多く、基準改正に伴う①下請け諸経費の対応、②各種コードへの対応、③経費及び積み上げ率等の取り扱い、④設計変更の対応などについて改善対応、機能追加を行うことの是非等について意見交換を行った。
 今後は、共同開発している福島県設備設計事務所協会との調整を図りながら、年度内に一定の方向性を示すこととしている。


委員会全景