「二本松城文化観光施設新築基本設計業務委託」に関する第一回ワークショップの開催状況報告
2018.2.8 2/6(火)の19:00~21:00に二本松市役所会議室で開催された標記ワークショップに組合事務局として参加してきました。二本松市より受託している「二本松城文化観光施設新築基本設計業務委託」の一環として行うワークショップで、昨年の基本計画策定時から関わっている委員を含む市内関係団体の方々のご協力によるものです。3回の開催を予定しています。
当日は、発注者側から5名(都市計画課3名、建築住宅課2名)、受注者側から5名(組合1名、青島建築設計室4名)が出席しました。はじめに、主催者側から施設計画の概要の説明を行うとともに、青島代表からはプロジェクターによるプロポーザル提案内容の映像説明を行い、施設全体のイメージに理解を深めていただきました。
なお、ワークショップには、観光ボランティア協会、青年会議所、観光協会、郭内町内会、商工会議所、物産協会、振興公社、NPOまちづくり二本松等の関係団体から16名の参加がありました。
ワークショップは3班(参加者5~6名+受注者、発注者)分かれて、文化、観光、物産、歴史、二本松城、遺構、展示、交流、景観、DMO、まちづくりをキーワードに、①観光・交流の機能、②地場物産販売所の機能、③展示の機能、④建物の外観イメージ、⑤外部空間(遺構広場、多目的スペース、市道箕輪門通り線のあり方)について意見交換しました。
※用語解説:DMO(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)とは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと。
意見交換は約40分で、各意見はポストイットに記載し、大判の模造紙に班ごとにまとめた上で発表していただきました。各班からは文化観光施設としてのあり方に関する広範な意見から、施設イメージ図に関する詳細な要望まで幅広い意見・要望が出されました。
最後に、担当事務所の青島代表から参加者への御礼と総評、そして次回開催概要の説明を行いお開きとさせていただきました。今後は、これらの意見・要望を参考に修正プランの作成、庁内連絡会での協議・調整等を行いながら、次回のワークショップへ反映していくことになります。
参加者の皆さんご協力ありがとうございました。
(報告は専務理事の佐々木でした。)