「伊達小学校改築基本設計業務委託: 伊達小学校施設等検討委員会の開催状況報告」
2017.11.1311/7(火)に伊達市福祉センターで開催された「第7回伊達小学校施設等検討委員会」に組合事務局として参加してきました。伊達市より受注している「伊達小学校改築基本設計業務委託」の一環として行われている検討委員会で、昨年の基本計画策定時から継続して行われている検討委員会ですが、今年度内に第10回まで開催予定とのことです。
今回は、8/30に開催した伊達小教職員による配置・平面ゾーニング(4案)に関するWC(ワークショップ)の結果報告と改善プランについて意見交換する検討委員会の開催でした。WCでは、①土地利用と配置ゾーニングの方向性を探ることとし、各施設の位置と環境、校舎及び各施設・グラウンドのつながりなどを検討しました。また、各室ゾーニングの位置と環境、クラスルーム及び特別教室、管理諸室のつながりなどについても意見交換が行われました。
本検討委員会は渡部委員長(日大工学部特任教授)以下、検討委員19名(職員、PTA役員、地区自治会、こども園園長・保護者会)と伊達市事務局16名(教育長、教育部関係課、こども部関係課、建設部管理課、支所)で構成されています。その中で資料の説明に併せて多くの質疑に回答するのが当組合担当事務所の(株)杜設計&(有)鈴木設計です。
当日はWCを基に提示した改善案を配布資料及びスライドで説明した後に、提示案に対する質疑が行われましたが、担当事務所は個々の質問・要望に分かりやすく丁寧に答えていました。
今後は再度修正案を示すとともにプランの絞込み作業を行うことになりますが、資料として4案比較表を添付し、検討委員の皆さんがゾーニング、プラン、工事工程、工期、コスト、さらには学習・生活環境、施設管理、周辺環境・景観、地域開放、駐車場、放課後児童クラブとの優劣等をA3一枚で相互比較できるように配慮していました。実施設計に至る基本設計の大変さを感じた検討委員会でした。(報告は専務理事の佐々木でした。)