小野町「小野町役場新庁舎建築基本・実施設計業務委託」に伴う 簡易型設計競技現地説明会の開催状況報告

　9月19日（木）13時30分より小野町勤労青少年ホームで、標記業務委託に係る設計競技現地説明会を開催しました。本業務は小野町からの要請により組合員と関東、東北エリア内に一級建築士事務所の本店又は支店を有する者を対象とした簡易型設計競技方式による設計者選定で、現地説明会には組合員11者を含む33者の参加がありました。
　当日は発注者である小野町役場新庁舎整備室の矢吹室長ほか3名の立会いの下に「設計競技実施要領」及び「小野町新庁舎建設基本計画」等について説明を行いました。
　移転改築する現小野町役場庁舎は、建物の著しい劣化や著しく狭あい化による窓口・執務環境の低下、ユニバーサルデザイン対応の不備、災害対応拠点としての機能不備など様々な課題を抱え、その総合的な解決のため早急な整備が待たれていた施設です。
　整備する施設の概要ですが敷地面積9,950㎡に庁舎延べ床面積3,000㎡以下、付属倉庫延べ床面積300㎡の整備等を計画しています。

　参加者には説明会の後に建設予定地を見ていただきました。約1haの敷地の一部には解体撤去予定の共同住宅がある一方で、多くの敷地が造成未着手のため原野の状況での現地確認となりました。
　今後の予定は、10月3日に質問への回答を行い、翌10月4日までに参加表明書を提出していただくことにしています。その後約2.5か月の提案期間を経て、令和7年1月上旬から中旬にかけて審査会を開催し最優秀者1者、次点者1者を選定することとしています。