伊達地方消防組合中央消防署西分署庁舎落成式

　７月３０日（火）１０時から桑折町の標記施設において落成式が行われました。
　式には伊達地方消防組合関係者や工事関係者の他多くの来賓の方々が参加し、伊達地方消防組合管理者の須田博行市長の式辞、伊達地方消防組合消防長の経過報告に続き感謝状の贈呈が行われました。その後、福島県県北地方振興局長や地元選出国会議員等の祝辞、所在地町長である桑折町長の挨拶があり、無事式典を終了しました。
　設計と工事監理を受託した当組合からは鈴木理事長と担当した(株)ティ・アール建築アトリエの鈴木所長が出席しました。
　最後に庁舎前にてテープカットが行われ、庁舎の内覧会ですべての予定が終了となりました。

　施設の概要は、新庁舎は地域の防災拠点として耐震性の確保やゲリラ豪雨などの対策として非常用発電機や受変電設備を屋上に設置するなど防災機能の向上を図るとともに、女性専用室の設置や仮眠室の個室化による職員の居住性の向上や感染症対策などの新たなニーズに対応できるよう整備されました。
　敷地面積約2,999㎡、建築面積約706㎡、延べ面積約997㎡のＳ造２階建ての庁舎です。１階に事務室、会議室、出動準備室、車両車庫、救急消毒室、各種資機材庫、洗濯室、非常用発電設備、２階に厨房、待機会議室、研修室、仮眠室、女性専用室、更衣室、浴室・シャワー室等を備えています。
　また、工業団地やショッピングモールの計画が進む地域を管轄するため、管内唯一の化学消防車が配備されるほかタンク車２台、救急車２台、広報車１台の計６台が配備されます。