更新情報
組合たより「建築物の長寿命化に向けた防水設計セミナー」のアンケート調査結果及び質問回答について
昨年の12/12(火)に郡山市のビックパレットで開催した「防水設計セミナー」のアンケート調査結果及び質問回答がまとまりましたのでお知らせします。
アンケート調査結果及び質問回答につきましては、こちらをご覧ください。
→アンケート調査結果及び質問回答[PDF形式](165KB)
二本松城文化観光施設基本設計業務委託 簡易公募型プロポーザル(審査講評)について
12/4(月)に開催された標記プロポーザル審査会の講評がまとまりましたので公表します。
提出者は9者(組合員4者、県内3者、県外2者)でした。
第一次審査でのヒアリング要請者は4者(組合員1者、県内1者、県外2者)でした。
第二次審査の結果は次のとおりです。
最優秀提案者:受付番号 2 (株)青島裕之建築設計室
次 点:受付番号 8 (株)関・空間設計
その他要請者:受付番号 5 (株)ティ・アール建築アトリエ
受付番号 7 (株)はりゅうウッドスタジオ
二本松城文化観光施設(審査講評)につきましては、こちらをご覧ください。
→二本松城文化観光施設(審査講評)[PDF形式](458KB)
平成30年度 事業計画に関するアンケート調査について
2017.12.26
福島県建築設計協同組合員の皆さんへ
平成30年度 事業計画に関するアンケート調査について
平素より、当組合事業へのご協力、ご支援に感謝申し上げます。
さて、次年度の話になりますが、平成30年度は組合員の皆さんへのアンケート調査を基に理事会等で協議・調整のうえ、総会に「事業計画(案)」を提示したいと考えています。
ついては、以下に今年度事業計画及び実施状況をお示ししますので、一読の上、所長及び所員の立場からどのようなご意見でもかまいませんので別紙アンケート調査にお答え願います。なお、当組合ホームページにも活動状況等を掲載してありますので参照願います。
〇平成29年度事業計画
1.組合員のためにする建築の調査、企画計画、設計、監理及び保全の共同受注
(1)共同受注に向けての積極的な活動
ア 国、事業団、県、市町村及び民間(独立行政法人、各種団体、管理組合等)への資料提供、相談等を行う営業活動の推進
※継続的に市町村、広域市町村圏組合等への営業を行っている。
イ 関係機関並びに関係団体への協議活動
ウ 中央会と官公需適格組合連絡協議会による関係機関への陳情活動
※県北、県中、いわき、会津方部への要望活動に参加した。
(2)検査体制と品質向上のための事業(共同受注委員会)
ア 設計・工事監理業務審査基準等の整備
イ 組合主催の「プロポーザル・設計競技等」実施要項等の整備
・これまで寄せられた質疑応答を参考に見直し、改善を行う
※委員会を複数回及びワークショップ(二本松市:宿泊)を1回開催した。
2.IT関連の共同開発及び共同購入
組合員の必要とする「積算ソフト」の共同開発をソフト開発会社と行うとともに、必要とする組合員のために共同購入する
※積算ソフトの共同開発を行った。
3.組合員に対する事業資金の貸し付け及び組合員のためにするその借入れ
組合員に対して事業資金を貸付する
※今年度も実施している。
4.組合員の経済的地位の改善のためにする団体協約の締結
組合員の取引に関する団体協約の締結
5.教育情報事業
技術力向上と情報共有のための事業実施(教育研修等事業計画委員会)
ア 建設プロジェクトマネジメント研修会
・設計、施工の多様な発注契約方式(DB、ECI等)を導入する発注者の関係事務を支援する業務(CM、PPP等)について学ぶ。
・複数回開催(基調講演、事例研修)
※開催時期:11/1(水)、開催場所:福島市、参加者:約50名
基調講演:山下ピー・エム・コンサルタンツ
代表取締役社長 川原 秀仁
テーマ「せまりくるCM/PMの波と見つめ直すべき発注者の視点」
研修内容:CM業務についての講演会を実施した。
イ プロポーザル提案の実例研修会
・著名な建築家の事例報告と意見交換会を開催する。
・1回/年とする。
※開催時期:9/6(水)、開催場所:福島市、参加者:約40名(組合員対象)
講 師:(有)ナスカ一級建築士事務所 代表取締役 八木 佐千子
研修内容:プロポーザル受賞作品の取組み事例報告会を実施した。
ウ 基本構想策定業務等の事例報告会
・受託事例が増加している本業務の実施事例報告会を開催する。
・担当事務所の報告会を1回/年とする。
※開催時期:10/13(金)、開催場所:二本松市、参加者:45名(組合員対象)
講 師:白井設計、杜設計
研修内容:「三春町役場庁舎及び周辺関連施設整備基本構想(白井設計)」及び「伊達小学校改築基本計画(杜設計)」の事例報告を基に発注者との協議・調整過程や成果品 概要等を研修した。
エ 省エネ基準(申請手続き、設計変更等)の勉強会
・一定建築物の適合義務化に伴う建築基準行政と営繕行政の連携を図る。
・県及び民間指定確認機関等の講師による実務研修会を開催する。
※同様の講習会を県及び他団体で開催しているため中止した。
オ 建築施工技術(耐震、木構造、防水等)の講習会
・新技術、新工法、新素材等の公共建築物への適用について学ぶ。
・初回は多様な防水工事の種類と適用手法について学ぶ。
・1回/年とする。
※開催時期:12/12(火)、開催場所:郡山市、参加者:約20名
講 師:東北防水改修工事協同組合{全国防水改修工事団体連合会}(別紙3)
(理事:福島防水(株)、事務局:田島ルーフィング(株))
研修内容:屋上防水の種別及び改修時の工法選定、長寿命化断熱工法など、新築・改修工事の工法選定に関する実務研修会を実施した。
カ 海外研修記録集の発行
・参加者の研修報告を冊子としてまとめる。
※年度内発行予定で作業中。
H30事業計画アンケート調査票はこちらをご覧ください。
→H30事業計画アンケート調査票[Word形式](18KB)
(事務局:佐々木、松浦 電話024−522−0177)
組合たより「建築物の長寿命化に向けた防水設計セミナー」 の開催結果について
12/12(火)に郡山市のビッグパレットで今年度の教育情報事業の一つである「防水設計セミナー」を開催し、組合員をはじめ行政担当者など約30名が参加しました。
本セミナーは建築物の屋上防水に特化した内容で行われました。国が進めている「インフラ長寿命化計画」を受け、現在、全国の自治体が策定している「公共施設総合管理計画」の概要や建築物を長寿命化させるための対象部位となる防水工事の材料・工法選定等について学びました。
冒頭、当組合の佐々木専務理事からは、「国の方針を受け福島県や県内市町村が老朽化した公共施設の統廃合・解体・建替えや長寿命化に向けた改修には、自治体の総合的・計画的な計画策定とあわせて専門家の視点による日常点検や診断、さらには適時適切な修繕・更新等が必要になること。そのための企画・調査設計や新素材・新工法・新技術等の提案などは業界あげての支援体制構築が必要性であること。」等の報告がなされました。
次に、東北防水改修工事協同組合事務局の鈴木氏(田島ルーフィング)から、「各種防水材料の特性」「既存施設の改修工法の選定」と題して、アスファルト、シート、塗膜の3つの防水工法の特徴とそれぞれの長所・短所と長期保全に必要な防水改修工事のポイントなどについて説明を受けた。
また、同事務局の木本氏(田島ルーフィング)からは、「現場における不具合事例と対処法」「長寿命化改修手法」と題して、改修時の既存防水下地処理や工法選定等に起因する不具合事例報告と長寿命化に適した材料・工法の選定、省エネ対策等について説明を受けた。
※当日の防水セミナー配布資料は別途ダウンロードできます。
当日の防水セミナー配布資料、こちらをご覧ください。
→防水セミナー配布資料[PDF形式](9.07MB)
二本松城文化観光施設基本設計業務委託 簡易公募型プロポーザル 第二次審査結果について
12/4(火)に二本松市市民交流センターで標記プロポーザル第二次審査会が開催されました。組合員など約40名の傍聴者を前に公開で行われたヒアリングは、要請者4者に対し1者25分(説明10分:質疑15分)の持ち時間で進められました。
その後、別室で非公開による選定作業に入り、各審査員からのヒアリング要請者4者に対する評価報告、意見交換を経て、各審査員無記名による1者選定方式での投票が行われました。
本投票等を基にした最終選考の結果、最優秀提案者に(株)青島裕之建築設計室、優秀提案者に(株)関・空間設計が選定されました。
なお、これまで審査経過及び審査結果の講評については、後日、あらためて掲載させていただきます。
おわりに、当組合が受注した基本設計業務委託に基づく本プロポーザル設計競技は、発注者である二本松市様からの要請に基づき、組合員及び一定要件に該当する組合員以外の方々を対象に実施させていただきました。参加者の皆様から多様な提案をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
当組合では、引き続き発注者様の期待に応えられる設計者の選定に努めてまいりますので、今後とも関係各位のご指導・ご支援をよろしくお願い申し上げます。