受託業務
「西郷村学校施設等長寿命化計画策定業務」の 発注者打合せについて
2020.12.412/3(木)10時より西郷村で教育委員会学校教育課の担当者と標記受託業務の打合せを行いました。作業実施工程表を基に進捗状況にあわせて定期的に開催しているものです。
打合せ風景
本計画ですが、国が策定した「インフラ長寿命化基本計画」を受けて、西郷村は利用者の安全・安心の確保と財政負担の軽減・平準化を図るため平成28年度に「西郷村公共施設等総合管理計画」を策定しました。その後、平成30年度に総合計画に基づく「西郷村個別施設計画」を策定しましたが、学校施設等の長寿命化計画については別途、文部科学省作成の「学校施設の長寿命化策定に係る手引き」及び「学校施設の長寿命化策定に係る解説書」を参考に、学校施設等について施設毎の劣化診断・施設評価を実施して現状の把握・分析を行い、今後の維持保全の方向性を検討し、施設整備の方針を策定することとされていました。
このことを受け、西郷村では本年度に本計画を策定することとし、当組合が計画策定委託先として選定されました。これまで基本構想・計画等の策定は大手コンサルタント等に委託しているのが一般的でしたが、学校施設の多くが地元設計事務所で設計・工事監理、耐震診断・改修設計、劣化度調査・定期報告等を行っていること、また、その多くが当組合員であることなどの理由から、本計画策定の委託先として適していると判断されました。
当組合としては発注者の意向に従い、対象施設である9施設(幼稚園、小学校、中学校)を県南方部組合員6者(チーフ:鈴木建築設計事務所、作業協力:斎藤建築設計事務所、鈴木伸幸建築事務所、タック構造設計、辺見設計、渡辺建築設計事務所)の協力体制の下で実作業を進めています。
施設履歴・場所
劣化度調査・判定
築年別整備状況・維持更新コスト表