RIBC2研修会」開催状況について
2019.12.211/25(月)~11/28(木)までの4日間、福島県建設センター(福島市)において(一社)福島県設備設計事務所協会との共催により標記研修会を開催しました。午前の部は9:30~12:30、午後の部は13:30~16:30の計6回(定員:各30名)の開催に各社所長から所員まで約180名の参加がありました。
嵐委員長の挨拶
本研修会は、福島県が来年4月から「建築関係工事設計積算システム」をこれまでの「エスティマ」から「RIBC2」に切り替えることに対応するために開催したものですが、今年10月以降の設計業務委託の一部を福島県建築・設備等設計業務委託特記仕様書に基づきRIBC2内訳書作成システムによる設計書の納品とすると義務付けたことから多くの組合員等が受講しました。
初日に情報システム委員会の嵐委員長から、「機器を使っての実践的研修として内容の濃い研修を予定しているので実務に役立つよう受講してほしい」との挨拶をいただき、早々、実務研修に入りました。
受講風景
受講風景
講師については同システムを開発・維持管理している(一財)建築コスト管理システム研究所の専門員に依頼し、4日間共に1コマ4名の担当者が、それぞれ説明者、質問回答者、機器使用アドバイス者に分かれて、個別対応を含め丁寧に対応いただきました。
講師の紹介
講師による説明
個別の質疑応答
個別の質疑応答
今回の研修会は30台のパソコンを準備し、RIBC2内訳書作成システムを開いての実務研修で、工事種別内訳、明細書、代価表、見積比較表作成、単価一括入れ替え・諸経費計算等の一連の流れを実践的に研修しました。参加者からは、「今は手順に従っての入力操作だが実務上も慣れれば支障ない」、「当面はテキストを参照しながらの操作でQ&Aが必要」、「工種と数量入力は理解できたが単価入力がどこまでできるのか不安」など操作・入力に関する意見やシステム購入・リース代金に関する質疑等がなされた。