三春町「認定こども園 基本・実施設計業務委託」に関する プロポーザル現地説明会の開催状況報告
2021.6.15 6/10(木)13時より三春町岩江地区防災コミュニティーセンターで標記業務委託に関するプロポーザル現地説明会を開催しました。本事業は三春町の要請による組合員を対象とした認定こども園のプロポーザルであり、短期間の広報にも関わらず17者(26名)の参加がありました。
これまで三春町では、少子高齢化の進行や低年齢児(0歳から2歳)の保育需要の高まり、地区ごとの就学前教育・保育の需要と受入れ体制の現状を踏まえて、施設の新たな整備や集約化などを検討してきました。令和元年度に「子育て支援施設等の整備に係る考え方について」を取りまとめ、現在の岩江幼稚園に替わる施設として認定こども園を整備することとし、令和2年度に「三春町認定こども園整備基本構想」を策定しました。本業務はこの基本構想に基づきプロポーザル方式の提案を求めるものであり、発注者様からは単なる幼稚園と保育園の機能を一体化しただけのこども園ではなく、乳幼児期の特性と就学に至るまでの連続性とを踏まえた総合的な教育・保育施設の整備を求められています。
当日は、発注者(三春町子育て支援課:影山課長、佐藤主幹、建設課:金田グループ長、加藤技師)立合いの下に「プロポーザル実施要領」及び「三春町認定こども園整備基本構想」について説明を行いました。施設概要ですが、敷地面積約6,800㎡、S造又はW造平屋建て、床面積1,800㎡程度、定員数約180名を予定しています。
現地では、説明会終了後に認定こども園建設予定地の状況を確認しました。
なお、今後の予定ですが、6/17に質問に対する回答を行い、6/21には組合員から参加表明いただくこととしています。その後、約一ヶ月の提案期間を設け、7月下旬から8月上旬の審査会で設計担当者を選定することとしています。